イヤリングをピアスに変える道具は何?100均で揃うアイテムと使い方

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コラム

お気に入りのイヤリングを、ピアス派になってからも使えたらうれしいと感じたことはありませんか。実は、イヤリング金具をピアス金具に付け替えるための道具やパーツは、多くが手軽に手に入り、自分で安全に交換することができます。
本記事では、イヤリングをピアスに変えるために必要な道具の種類から、実際の付け替え手順、注意点、金属アレルギーへの配慮までを、ハンドメイド視点で丁寧に解説します。これから初めて挑戦する方でも迷わず作業できるよう、手順を細かく分けて説明しますので、手元のイヤリングを確認しながら読み進めてみてください。

目次

イヤリングをピアスに変える 道具の基本と選び方

イヤリングをピアスに変える際に必要な道具は、実はそれほど多くありません。ただし、アクセサリー用の工具と、金具の種類をきちんとそろえることで、仕上がりと耐久性、安全性が大きく変わります。
まず押さえておきたいのは、アクセサリー制作に用いる基本工具セットです。平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパーの3点をベースに、必要に応じて目打ちややすり、接着剤などを組み合わせます。これらは手芸店や100円ショップでも購入でき、初心者でも扱いやすい仕様のものが増えています。

さらに大切なのが、付け替え後に使用するピアス金具の選び方です。耳たぶに直接触れるパーツとなるため、素材やデザイン、ポストの太さや長さなどを考慮して選ばないと、つけ心地やアレルギーリスクに影響します。この記事では、代表的なピアス金具とそれぞれに適した道具を整理しながら、失敗しない選び方を解説していきます。

イヤリングからピアスに変えるメリットと注意点

まず知っておきたいのは、イヤリングをピアスに変えるメリットと注意点です。メリットとしては、耳たぶへの負担が軽くなることが挙げられます。クリップ式やねじバネ式イヤリングは、落下を防ぐためにある程度の締め付けが必要で、長時間着用すると痛みや赤みが出てしまう方も少なくありません。
一方、ピアスに付け替えると、ポストが穴を通過して安定するため、締め付けによる痛みが少なく、重さのあるデザインでも比較的快適に身につけられます。また、マスクや髪に引っかかりにくく、横顔のバランスも取りやすいというファッション面での利点もあります。

注意点としては、ピアスホールの位置と、元のイヤリングモチーフのバランスが合うかどうかを見極める必要があることです。イヤリングとしてはちょうど良い位置に来ていても、ポスト位置を変えた結果、モチーフが傾いたり、耳たぶの下すぎに来てしまうことがあります。また、金属アレルギーがある方は、元のイヤリングで平気だったからと安心せず、ピアス金具の素材も慎重に選ぶことが必須です。

イヤリングをピアスに変えるために最低限必要な道具

最低限必要な道具としては、次のようなものが挙げられます。

  • 平ヤットコ(平ペンチ)
  • ニッパー(ワイヤーや金具を切るため)
  • 丸ヤットコ(丸カンを開閉する場合)
  • 接着剤(必要な場合のみ)
  • ピアス金具(スタッド、フック、フープなど)
  • 丸カンや9ピンなどのつなぎパーツ

これらが揃っていれば、多くの市販イヤリングはピアスに付け替え可能です。

平ヤットコは、金具をつかんで曲げたり、丸カンを開閉するときに使用します。表面にギザギザがあると金具に傷がつきやすいので、アクセサリー用の滑らかなタイプがおすすめです。ニッパーは、不要な金具部分を切り落とす際に必要となります。工具はセット販売されていることも多く、ハンドメイド初心者セットでも十分に対応できます。ピアス金具と一緒に、これらの道具を最初に揃えておくと作業がスムーズです。

100均・手芸店・通販で道具をそろえる時のポイント

道具やパーツは、100円ショップ、手芸店、オンライン通販のいずれでも購入できますが、それぞれに特徴があります。100円ショップは、平ヤットコやニッパー、丸カン、ピアス金具などが非常に手軽な価格で入手できるため、初めて試す方や、とりあえず道具を一通り揃えたい方に向いています。最近は樹脂ピアスや医療用ステンレスと表記されたパーツなど、肌に配慮した素材も少しずつ増えています。

手芸店は、品揃えと素材表示の丁寧さが強みです。サージカルステンレスやチタン、K18GPなど、素材が明確に表示されていることが多く、金属アレルギーが心配な方でも選びやすい環境が整っています。通販は、特殊なカラーやデザイン、業務用ロットなど、選択肢の豊富さが魅力です。まとめ買いをする場合や、こだわりのパーツを探したい場合に向いています。それぞれのメリットを理解しながら、自分の用途に合った購入先を選ぶと良いでしょう。

100均でそろうイヤリングをピアスに変えるための道具とパーツ

身近な100円ショップでも、イヤリングをピアスに変えるための道具とパーツはかなり充実してきています。ハンドメイドコーナーをのぞくと、アクセサリー用の工具セット、各種ピアス金具、丸カンやTピンなどの金具類が並んでいる店舗が増えています。
価格を抑えつつ、まずは試してみたい方には心強い選択肢です。

ただし、100均で購入できるアイテムの素材や耐久性は、ブランド品や専門店のパーツと比べるとばらつきがあるため、用途に応じて使い分けることが大切です。特に、長く使いたいお気に入りのアクセサリーや、金属アレルギーの心配がある場合は、100均アイテムをメインではなくサブとして使う、といった考え方も有効です。ここでは、100均で入手しやすい代表的な道具とパーツ、その選び方や注意点を具体的に紹介します。

100均で買える基本工具セット

多くの100円ショップには、アクセサリー作り用の工具が1本ずつ、あるいは2本セットなどで置かれています。代表的なのは、平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパーの3種類です。なかには手芸コーナーで、ゴムグリップ付きで扱いやすいものや、先端が細めで細かい作業に向いているものもあります。
これらを1本ずつそろえても数百円程度に収まるため、初期投資としては非常に低コストです。

工具を選ぶ際は、握ったときのサイズ感と、先端の精度を確認しましょう。先端が大きすぎると、小さな丸カンを扱うときに滑りやすく、細かな調整が難しくなります。また、表面に深いギザギザがあるものは、メッキの薄い金具を傷つけやすいので、やさしく挟んでも滑りにくいタイプを選ぶと作業しやすくなります。長くハンドメイドを続ける予定がある場合は、100均工具で感覚をつかんだ後に、専門店の工具にステップアップするのもおすすめです。

100均でそろうピアス金具の種類

100円ショップでは、スタッドピアス(キャッチ付き)、フックピアス、樹脂ピアス、フープピアスなど、複数種類のピアス金具が販売されています。色展開も、ゴールドカラー、シルバーカラー、アンティーク調などがあり、市販のアクセサリーと相性の良い色味を選びやすくなっています。
また、シリコン製のキャッチや、落下防止用のパーツがセットになっている場合もあります。

ただし、パッケージに素材の詳細が書かれていないことも多く、ニッケルを含む合金やメッキである場合があります。金属アレルギーの症状が出やすい方は、樹脂ピアスや、アレルギー対応と明記された商品を選ぶと安心です。つけ心地を試したい方は、まずは短時間から使用し、かゆみや赤みが出ないかを確認しながら徐々に慣らしていくとよいでしょう。

100均アイテムを使う時の品質と安全性の考え方

100均アイテムは価格が魅力ですが、品質や安全性に関しては、自分で見極める姿勢が必要です。メッキの厚みが薄い場合、擦れにより下地金属が早く露出し、変色や金属アレルギーのリスクが高まることがあります。また、溶接部分が弱いと、モチーフの重さに耐えきれず破損する可能性も考えられます。
そのため、大ぶりで重いイヤリングをピアスに変える際は、強度のある金具を選ぶことが重要です。

一方で、軽量なアクリルモチーフやビーズを使ったアクセサリーであれば、100均パーツでも十分に実用的に使えるケースが多いです。肌への影響が心配な場合は、ピアスポスト部分だけを手芸店のサージカルステンレス製などにし、その他のつなぎパーツに100均の丸カンを使うといった組み合わせも有効です。コストと安全性のバランスを意識しつつ、用途に応じて賢く使い分けましょう。

イヤリングをピアスに変える時に必要なピアス金具の種類

イヤリングからピアスへの付け替えでは、どの種類のピアス金具を使うかによって、仕上がりの雰囲気や着用感が大きく変わります。同じモチーフでも、スタッドピアスにするか、フックピアスにするかで、見え方や揺れ方、耳たぶの見え方が異なります。
さらに、ピアスホールの位置や耳たぶの厚みとの相性も考える必要があります。

ここでは、代表的なピアス金具であるスタッドタイプ、フックタイプ、フープタイプ、樹脂ポストタイプについて、それぞれの特徴と、どのようなイヤリングからの付け替えに向いているかを整理します。金具の選択は、道具以上に重要な要素ですので、作業前にしっかり検討しておくと、完成後の満足度が高くなります。

スタッドピアス(ポストタイプ)の特徴と選び方

スタッドピアスは、耳たぶに対してまっすぐポストを通し、後ろでキャッチを留める最もベーシックなピアスタイプです。イヤリングからの付け替えでは、耳たぶにぴったりと沿うデザインや、小ぶりで上品なモチーフに特に向いています。
スタッドピアス金具には、平皿付き、カン付きなどのバリエーションがあり、接続方法によって使い分けます。

選ぶ際に重要なのは、ポストの素材と太さ、長さです。一般的なポスト径は0.7〜0.8ミリ前後ですが、ホールが細い方は0.6ミリ程度の細軸タイプの方が通しやすい場合もあります。また、耳たぶが厚めの方は、ポスト長さが短すぎるとキャッチがきつくなりやすいため、やや長めのタイプを選ぶと装着感が改善されます。素材に関しては、サージカルステンレスやチタンなど、肌への負担が比較的少ないとされるものを選ぶと安心です。

フックピアス・フープピアスに変える場合

揺れるデザインや、軽やかな雰囲気にしたい場合は、フックピアスやフープピアスへの付け替えがおすすめです。フックピアスは、耳たぶを貫通したポスト部分がフック形状になっており、キャッチを使わずに引っ掛けて使えます。既存イヤリングのモチーフに丸カンでつなぐだけなので、比較的簡単に付け替えが可能です。

フープピアスは、リング状の金具にモチーフを通したり、別のパーツを連結したりして使います。フープ自体がデザインの一部となるため、シンプルなモチーフと組み合わせるとバランスが取りやすいです。どちらのタイプも揺れを楽しめる一方で、マスクの着脱や髪の毛との干渉が増える場合があるため、オフィスや通勤環境も考慮して選択すると良いでしょう。

樹脂ピアス・サージカルステンレスなどアレルギーに配慮した金具

金属アレルギーがある方や、肌が敏感な方は、ピアス金具の素材選びを最優先に考える必要があります。代表的な選択肢としては、樹脂ピアスとサージカルステンレスピアスがあります。樹脂ピアスは、ポスト部分が透明または半透明の樹脂でできており、金属部分が耳に触れない構造のものが多いです。軽量で、ホールにかかる負担も比較的少ないのが特徴です。

サージカルステンレスは、医療用器具にも用いられることが多い合金で、耐食性が高く、汗や水に強い性質があります。すべての人にアレルギーが出ないわけではないものの、一般的な合金に比べると肌トラブルが起こりにくいとされています。
また、チタン製のポストや、コーティング技術を用いてニッケルの溶出を抑えた金具も流通しています。パッケージにアレルギー対応と明記されたものを選び、初めて使用する際は短時間から試していくのが安全です。

実践:イヤリングをピアスに変える具体的な手順

ここからは、実際にイヤリングをピアスに変えるための具体的な手順を解説します。基本的な流れは、元のイヤリング金具を取り外し、新しいピアス金具を取り付ける、というシンプルなものですが、モチーフの構造や素材によって作業内容は少しずつ変わります。
金具の取り扱いに慣れていない方でも取り組めるよう、ステップを細かく分けて説明します。

道具を使う作業では、力を入れすぎるとパーツが変形したり、メッキが剥がれたり、ビーズやストーンが破損することがあります。焦らずに、少しずつ様子を見ながら進めていくことが大切です。また、作業台の上に柔らかい布を敷いておくと、パーツが転がりにくく、傷も防げます。安全に配慮しながら、以下の手順を参考に付け替え作業を行ってみてください。

ステップ1:元のイヤリング金具を観察・分解する

最初のステップは、イヤリング全体の構造をよく観察することです。ねじバネ式、クリップ式、フープイヤリングなど、金具の種類によって分解方法が変わります。モチーフが丸カンで金具に接続されている場合は、丸カンを開閉して取り外すだけで済むことも多いです。一方で、瞬間接着剤やレジンでしっかり固定されている場合は、無理に剥がそうとするとモチーフが破損する可能性があります。

分解に取りかかる前に、どの部分が再利用パーツで、どの部分を完全に取り換えるのかを決めておきましょう。平ヤットコを使って慎重に丸カンを開き、モチーフを取り外します。丸カンを開くときは、左右にひねるのが基本で、前後に大きく広げてしまうと金属疲労の原因になります。接着固定されている場合は、やすりやニッパーを併用しながら、可能な範囲で丁寧に取り外します。

ステップ2:適切なピアス金具を選び、下準備をする

次に、観察したモチーフの向きや重さ、取り付け位置を踏まえて、使用するピアス金具の種類を決定します。耳たぶにぴったりつけたい場合はスタッドピアス、揺れる感じを出したい場合はフックピアス、輪っかのデザインを生かしたい場合はフープピアスが向いています。
モチーフの上部に既にカンがついているかどうかも、金具選びに大きく関わるポイントです。

金具が決まったら、丸カンやピンなど、接続に必要なパーツも併せて用意します。この時点で、実際に耳の横に当てながらバランスを確認しておくと、完成後のイメージギャップを減らせます。スタッドピアスの場合、平皿の面積がモチーフの接着面に対して十分かどうかもチェックし、小さすぎる場合は別の金具や、土台パーツを追加することも検討します。

ステップ3:ピアス金具を取り付けて仕上げる

取り付け作業では、まず丸カンやピンなどのつなぎパーツを準備し、平ヤットコと丸ヤットコで開閉しながらモチーフとピアス金具を接続します。丸カンは、切れ目の両側を前後にずらすように開き、接続後にぴったり合うよう戻すと、強度が保たれやすくなります。フックピアスの場合は、モチーフが前を向くように取り付け方向も確認しましょう。

スタッドピアスで平皿にモチーフを接着する場合は、アクセサリー用の接着剤を使用します。少量を平皿にのせ、モチーフを軽く押し付け、はみ出した接着剤は爪楊枝などで素早く拭き取ります。接着剤が完全に硬化するまで、パッケージに記載された時間以上は触れないようにしてください。仕上げに、全体の向きや揺れ具合、キャッチの固さを確認し、問題がなければ完成です。

金属アレルギーが心配な人向けの素材選びと道具の工夫

イヤリングからピアスへの付け替えで特に重要になるのが、金属アレルギーへの配慮です。イヤリングのときは肌に触れる面積が比較的少ない一方で、ピアスはホール内部に金属が常時触れる構造となるため、アレルギーリスクが高まりやすいと言われています。
そのため、これまで金属製イヤリングで問題がなかった方でも、ピアスに変えて初めて違和感を感じるケースがあります。

安全にオシャレを楽しむためには、素材選びを丁寧に行い、場合によっては樹脂ポストやサージカルステンレスなど、低刺激性とされる素材に限定する工夫が必要です。また、工具や作業手順に少し工夫を加えることで、金属が直接肌に触れる面積を減らすことも可能です。以下では、素材ごとの特徴と、実践的な対策を解説します。

金属アレルギーの基本とピアスで起こりやすいトラブル

金属アレルギーは、汗や皮脂と金属が反応して生じた金属イオンが体内に取り込まれることで、免疫反応が起こる現象です。特にニッケル、コバルト、クロムなどはアレルギーを引き起こしやすい金属として知られています。ピアスの場合、ホール内部は湿度が高くなりやすく、金属イオンが発生しやすい環境になるため、イヤリングよりも症状が出やすい傾向があります。

トラブルとしては、かゆみ、赤み、腫れ、水ぶくれなどが代表的です。症状が出た状態で無理に着用し続けると、ホールのただれや感染症のリスクも高まります。そのため、違和感を感じたらすぐに使用を中止し、必要であれば皮膚科を受診することが大切です。自己判断で消毒液を過度に使いすぎると、かえって皮膚を刺激して悪化させることもあるため注意が必要です。

サージカルステンレス・チタン・樹脂などのおすすめ素材

アレルギー対策としてよく選ばれる素材には、サージカルステンレス、チタン、樹脂があります。サージカルステンレスは、耐食性に優れ、汗や水に強い特性を持つ合金で、多くの医療用器具にも使用されています。一般的な合金と比較してニッケル溶出が少ないとされ、日常使いのピアス素材として広く採用されています。

チタンは、比重が軽く、強度と耐食性に優れた金属で、金属アレルギーを起こしにくい素材として知られています。肌触りも軽やかで、長時間の着用に向いています。樹脂は、金属を一切使用しないか、使用部分を最小限に抑えた構造で、アレルギーが強い方にとって心強い選択肢です。透明で目立ちにくいため、職場や学校などで目立たないピアスをつけたい場合にも活躍します。

アレルギー対策としてできるケアとメンテナンス

素材選びと同じくらい重要なのが、日常的なケアとメンテナンスです。ピアスを外した後は、柔らかい布で汗や皮脂を拭き取り、必要に応じて中性洗剤を薄めたぬるま湯でやさしく洗浄し、しっかり乾燥させてから保管します。特に夏場や運動後など、汗をかきやすい状況では、早めの洗浄がトラブル防止に役立ちます。

また、メッキが薄くなってきたピアスや、傷が増えて表面が荒れてきた金具は、金属イオンが発生しやすくなります。違和感を感じるようになった場合は、無理に使い続けず、新しい金具に交換することも検討しましょう。ホールの状態も定期的にチェックし、赤みが出ているときは数日間ピアスを休ませることも大切です。こうした小さなケアの積み重ねが、快適にピアスを楽しむための大きな助けになります。

イヤリングの形状別:ピアスへの変え方のポイント比較

一口にイヤリングと言っても、ねじバネ式、クリップ式、ノンホールピアス、フープイヤリングなど、さまざまな形状があります。それぞれ金具の構造が異なるため、ピアスへの付け替え方法や向いているピアス金具も変わってきます。
ここでは、代表的なイヤリングのタイプ別に、変換時のポイントを比較しながら解説します。

形状によっては、モチーフの向きが変わりやすかったり、パーツの一部を新たに追加する必要がある場合もあります。無理に元の構造を生かそうとせず、必要に応じて土台から作り直す柔軟さも大切です。表形式で特徴を整理しながら、自分のイヤリングがどのタイプに近いかを確認してみてください。

イヤリングのタイプ 主な特徴 向いているピアス金具 ポイント
ねじバネ式 耳たぶをねじとバネで挟む定番タイプ スタッド、フック 丸カン接続なら比較的簡単に変換可能
クリップ式 挟むだけのシンプル構造 フック、フープ モチーフ位置の調整が必要なことが多い
ノンホールピアス 透明樹脂で挟む軽量タイプ スタッド、樹脂ピアス 接着部分の強度に注意
フープイヤリング 輪っか状のイヤリング フープピアス 輪のサイズとモチーフ位置を意識

ねじバネ式イヤリングをピアスに変えるコツ

ねじバネ式イヤリングは、モチーフが金具の下部に丸カンでぶら下がっている構造が多く、ピアスへの付け替えが比較的しやすいタイプです。まず、ねじバネ金具とモチーフをつないでいる丸カンを平ヤットコで開き、モチーフだけを取り外します。この際、丸カンや飾りパーツも再利用したい場合は、変形させないように丁寧に扱うことがポイントです。

モチーフ上部に丸カンがついている場合は、その丸カンにフックピアスを直接取り付けるだけで、揺れるフックピアスとして仕上げることができます。耳たぶに沿わせたい場合は、スタッドピアスのカンに丸カンをつなぎ、モチーフを固定します。モチーフの向きが変わってしまう場合は、丸カンを一つ増やして向きを調整するなど、細かな工夫をすると、見た目が自然になります。

ノンホールピアス・クリップ式からの変換の注意点

ノンホールピアスやクリップ式イヤリングは、耳たぶの前面に近い位置にモチーフが配置されていることが多く、そのままピアスに変えるとバランスが変わってしまう場合があります。特に、透明樹脂のノンホールピアスは、モチーフが樹脂部分に直接接着されている構造が多いため、取り外す際にモチーフを傷めないよう注意が必要です。

接着されているモチーフを外す場合は、ニッパーやカッターで樹脂部分を少しずつカットし、モチーフ根元を露出させます。その後、スタッドピアスの平皿や、土台となるプレートパーツに改めて接着することで、構造的に安定させることができます。クリップ式の場合も同様に、モチーフと金具の接点を観察し、必要に応じて土台から組み直すイメージで作業すると、仕上がりがきれいになります。

重いイヤリングをピアスに変える際のバランス調整

大ぶりで重量のあるイヤリングをピアスに変える場合は、耳たぶやホールへの負担を考慮したうえで金具と構造を決めることが重要です。重いモチーフを単純にスタッドピアスに付け替えると、耳たぶが前に引っ張られ、ホールが広がって見えたり、痛みにつながることがあります。
このような場合は、フックピアスやフープピアスを使い、重心が耳たぶに対してバランス良く下がるように設計します。

また、耳たぶに密着するプレートが大きめのスタッドピアスを採用し、荷重を分散させる方法もあります。さらに、モチーフの中で特に重いパーツを軽量なものに置き換える、パーツ数を減らして全体重量を抑えるといった工夫も効果的です。見た目のボリュームをキープしながら、実際の重さを軽くすることを意識すると、快適に身につけられるピアスに仕上がります。

まとめ

イヤリングをピアスに変える作業は、一見むずかしそうに感じられますが、基本的な道具とパーツの知識を押さえれば、自宅でも十分に実践できる内容です。平ヤットコやニッパーなどの基本工具に加え、スタッド、フック、フープ、樹脂ピアスなどの金具を用途に応じて選べば、多くのイヤリングを自分好みのピアスへと生まれ変わらせることができます。
100円ショップや手芸店、通販を活用しながら、コストと品質のバランスを取りつつ道具をそろえていきましょう。

同時に、金属アレルギーへの配慮や、モチーフの重さ・バランスといった観点も大切です。サージカルステンレスやチタン、樹脂といった素材を積極的に取り入れ、日々のケアを丁寧に行うことで、快適にアクセサリーを楽しむことができます。
本記事の内容を参考に、お手持ちのイヤリングを一つずつ観察し、自分の耳とライフスタイルに合ったピアスへと変身させてみてください。ハンドメイドならではの自由さと愛着が、日々のコーディネートをさらに楽しくしてくれるはずです。

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